高ぶる石丸伸二候補、集会参加者1400人の半端ない心酔感…政策論そこそこに異様な盛り上がり
■参加者はただただ前のめりで拍手喝采…歌、称賛、そして精神論
そうしてKDDI共同創業者の千本倖生氏(81)らが次々に登壇し、支援を表明。「この人は国を変える力を持っている」「革命に近い状態が起きる」と前座ラストの鳥羽氏が胸アツ演説をぶった後、ようやく石丸候補が天を仰ぎながら感極まった表情で現れた。湧き上がる拍手。「ありがとうございます」のひと言に高まる拍手。「何よりもまず、自分自身に期待をしてみてください。その力は決して小さくないはずです」に割れんばかりの拍手。エールでもコールでもなく、参加者はただただ前のめりで拍手喝采。歌、称賛、そして精神論。政策論はそこそこなのに、異様な盛り上がり。心酔感がハンパない。どこぞのカルトのようだ。
満足げな笑みをたたえた石丸候補は、壇上に上がった滋賀県の和田裕行彦根市長から「背中見えてますね」と振られると、「あれ? そろそろ抜いたんじゃないかな」とニヤリ。閉会後、囲み取材に応じた石丸候補は「この時間におふたり(小池と蓮舫)が何をされているか分からないですけど、あんな盛り上がりをつくれているのかなと」と自信をみなぎらせていた。