旅客機内でハムスター132匹が脱走…ポルトガルの島の空港で大捕獲作戦!
ポルトガルの空港で、飛行機の貨物室から132匹のハムスターが脱走し、飛行機が4日間も足止めされるという珍事が発生した。
問題が発生したのは、11月13日にリスボンから大西洋のアゾレス諸島ポンタ・デルガダに到着したTAPポルトガル航空のエアバスA321neo。約200人の乗客を乗せることができる仕様となっている。
この便はペットショップ向けに、ハムスター、フェレット、鳥などの動物を輸送していたが、着陸後、手荷物係が、貨物室のケージが破損してハムスターが逃げ出しているのを発見した。他の動物は逃げ出していなかった。
空港関係者は、ハムスターが航空機の電気系統に危害を加える可能性があるとして、安全確保のために同機を地上に留め置く決定を下した。
貨物室内をハムスターが自由に動き回る中、作業員は機内を4日間かけて徹底的に捜索。最終的に全てのハムスターが捕獲され、18日に同機は乗客は乗せずにリスボンへ帰還した。
ケージが破損した原因などは明らかにされていない。