福島・喜多方市のクマが人家に侵入した意外な理由…本来は冬眠している時期に、人里に次々出没
クマはおととい(24日)麻酔の吹き矢で眠らされ、捕獲された後、市内の山間部に放たれた。人間の食べ物の味を覚えたクマは、再び人里に戻ってくるとされているため、喜多方市の対応にはSNS上などを中心に賛否が分かれている。
今回の対応について、喜多方市の市民生活課の担当者はこう説明する。
「放獣する際にはかなり山間部の方にまで運搬しており、集落に戻ってこられないくらいの場所なので大丈夫だと判断しました。クマを家屋から追い出す際には爆竹などを使用し、人間の怖さを覚えさせることもしています。最初から殺処分ありきではなく、さまざまな選択肢を考慮したうえで、こうした対処になりました」
冬眠しないクマが増えると、対応を変える必要があるかもしれない。
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