慶応幼稚舎も早稲田実業初等部も「小学校入試はまだ間に合う」 “今やるべきこと&やったらダメ”なこと
絵画以外では、生活習慣に関わるテストもよく出される。ワイシャツや裏返しになった靴下をたたむ、風呂敷で包む……。日頃から家の手伝いをしているかどうかをチェックしているのだ。
「早実初等部は個性を大事にする教育方針を掲げていますが、入試の出題傾向を見る限り、集団生活での対応力に重きを置いているのは明らか」と幼児教室経営者は指摘する。入試に出される問題も、受験者のどこを見ているのか意図がはっきりしているので、幼稚舎よりずっと対策を立てやすいという。
「入試当日までの残りの期間は、過去問を繰り返し解くのがもっとも効果的。ただ、すぐに飽きてしまう子どもも少なくない。ダラダラ続けても逆効果なので、時間を区切って集中的に取り組むようにします」(同)
小学校受験を目指す家庭には悔いのない準備をしてほしい。
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