インデックスに勝つアクティブファンド 狙うべきは市場全体よりも勝ち組企業

公開日: 更新日:

 フィデリティ投信のリポートによると、「アクティブファンドのごく一部がベンチマークを長く上回る」という。優秀なアクティブファンドを見つけることができれば、しばらくの間はインデックスファンドよりも高いリターンが狙える。そのために必要なのは運用担当者と運用会社をよく調べることだという。

 とくに国内は人口減少の中で勝ち組企業と負け組企業の差が開くことも予想される。インデックスファンドで市場全体に投資するより、勝ち組企業を選別して投資してくれるアクティブファンドが有利かもしれない。

 ちなみに前述の2ファンドは新NISAのつみたて投資枠の対象だが、成長投資枠では利用できない。キャピタルのファンドには成長投資枠でも利用可能な「キャピタル世界株式ファンド」があるが、信託報酬が上がってしまうので注意が必要。

(ジャーナリスト・向山勇)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    眞子さん極秘出産で小室圭さんついにパパに…秋篠宮ご夫妻に初孫誕生で注目される「第一子の性別」

  2. 2

    芳根京子“1人勝ち”ムード…昭和新婚ラブコメ『めおと日和』大絶賛の裏に芸能界スキャンダル続きへのウンザリ感

  3. 3

    大リストラの日産自動車に社外取締役8人が「居座り」の仰天…責任問う大合唱が止まらない

  4. 4

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  5. 5

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  1. 6

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  2. 7

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  3. 8

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  4. 9

    “虫の王国”夢洲の生態系を大阪万博が破壊した…蚊に似たユスリカ大量発生の理由

  5. 10

    関西の無名大学が快進撃! 10年で「定員390人→1400人超」と規模拡大のワケ