確率2%の抽選で10万円で永住権を手にした在米邦人が語る 7億円「トランプ・ゴールドカード」の価値
「抽選に当選した私の場合、通常よりも永住権を申請しやすいため、代理人費用をかけず自分で出来ました。結果、申請費用や諸経費を含めて二人で30万円、つまり一人10万円強で(家族も申請可)ですみました。渡米後もグリーンカードがあれば日常生活に不自由はありませんからゴールドカードにそれ以上の魅力は感じません。私の場合、コロナ禍だったこともあり、通常よりも高い約2%の確率で当選できましたが、本気でグリーンカードを取得したい人が抽選だけに賭けるのは得策ではありません。現状で最も有効な手段だと思えるのは、やはり米国籍の人と結婚することではないでしょうか。そういうチャンスに恵まれなければゴールドカードは確かに魅力的かもしれませんが、移住後も自国に資産や収入があれば米国からも課税されますから、二重課税を嫌う大富豪ほど米永住権は必要としません。そこでトランプ政権は自国の政情が不安定な富豪たちに目をつけたのでしょう。富豪の価値観は知る由もありませんが、この権利に500万ドルをポンと払える人はそう多くはないと思います」
"ゴールドカード"の販売が実現したら一体どんな富豪がこれを購入するのか。