高市早苗氏の推薦人に裏金議員! 「チームに任せた」の知らぬ存ぜぬぶりが示す変わらない“自民クオリティー”
■高市氏は裏金事件をすでに終わったことと捉えている?
高市氏の推薦人20人のうち、裏金議員は13人。総裁選前、TV報道などでは、各候補が推薦人集めのために東京・永田町の議員会館事務所などを奔走。一部屋ずつ回り、議員や秘書に懸命に支持を呼び掛けていたはず。
そうやって苦労しながら集めた推薦人の6割余りが裏金議員だったとは知らなかった、との言い訳は信じられるのか。そもそも「チーム」とは一体何なのか。極論すれば、高市氏は「チーム」が集めてきた推薦人について、その素性を全く知らなかったと言っているに等しいだろう。
さらに高市氏は「『裏金議員』という言い方は正しくない。説明を尽くされた方もいる」と開き直りとも受け取れる発言もしていたが、全くと言っていいほど説明していないから、国民はいまだに不信感を募らせているのではないか。そして、この認識もまた、高市氏が裏金事件をすでに終わったことと捉えている証左だろう。
SNS上では《さすがに「誰が推薦人かは知らん」はないだろ》《またか。呆れるな。この言い訳》《平然とシラを切るこの姿。これが自民党クオリティー》といった声が上がっている。