あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき
〈もし仮に三百の選挙区で二千人の名簿を持っていれば単純計算で六十万票、しかも、小選挙区の接戦区では二千票が勝敗を左右することが十分考えられます。それに、信者の方々は信仰の一環ですから、ものすごく真剣に選挙活動にも取り組んでくれる〉
■N国党と急接近
政治へのあくなきアプローチをうかがわせるのだ。実際、信者らが政治団体を立ち上げ、夏の参院選への出馬に意欲を見せている。不気味なのは、物議を醸す政治団体「NHKから国民を守る党」(N国党)との急接近だ。
「銃撃事件後、統一教会の集票力に目をつけたN国党の浜田聡参院議員が露骨にすり寄り。以来、N国党を応援する信者が増え、いい関係を築いている」(公安関係者)
教団側は関連団体が開いた今月のシンポジウムに、参院選当選とN国党の国政政党化を目指す立花孝志党首を招聘。登壇した立花はこう指南した。
「これを訴えれば味方が増えるという武器は既に持っている。それをどう活用するか、戦略的に動いてほしい」