囁かれる岸田前首相“再登板”に現実味? 一強時代到来で「安倍超え」に虎視眈々
「もし、夏の参院選で自公が大敗し、参院でも自公が過半数を失ったら、石破首相は退陣せざるを得ないでしょう。その時、誰が石破後継になるか。いま有力視されているのが、林芳正官房長官と、高市早苗前経済安保相の2人です。しかし、岸田さんは、この2人だけは、どうしても総理にしたくない。高市さんとはケミストリーが合わない。林さんは旧岸田派のメンバーですが、もし林さんが総理になると、旧岸田派(宏池会)は、そのまま林派に衣替えしてしまい、岸田さんは“一丁上がり”にされかねない。2人を総理にするくらいなら、自ら手をあげる可能性が高いと思う。それと岸田さんには、亡くなった安倍晋三さんと肩を並べたいという野望があるといいます。岸田さん本人は、当選同期だった安倍さんをライバル視していたが、安倍さんは、岸田さんのことをライバルと思っていなかった。岸田さんは屈辱だったはずです。総理に返り咲けば、安倍さんと肩を並べられる、場合によっては超えられると考えても不思議ではありません」(政界関係者)
あの岸田文雄前首相まで「ポスト石破」に名前が挙がるとは、自民党の人材払底は相当、深刻だ。
「ポスト石破」を狙う高市早苗前経済安保相が森山裕幹事長とバトルを繰り広げたワケとは。●関連記事【もっと読む】『自民・高市早苗氏が森山幹事長を猛批判!「減税」巡り党内で“内ゲバ”勃発の醜悪』で詳報している。