どうなる「紀州のドン・ファン」殺害裁判…“逆襲の元妻”早貴被告は「パパ活」主張

公開日: 更新日:

 早貴被告は男性に「美容師になりたい。学費のためにキャバクラで働いている」と説明。そんな早貴被告に男性は「早貴の夢を応援したい」と援助を申し出、賃貸マンションを契約して住まわせ、学費や生活費を渡していた。男性は性的目的で資金援助したことを否定している。

 早貴被告の主張は、今後の公判にどう影響するのか。弁護士の山口宏氏は「裁判官も被告にだまされるかどうかです」と、こう続ける。

「検察としては、被告が自分の肉体を武器にして男性からできるだけ金を多く取ろうと画策。男性で味を占めたため、さらにドン・ファン相手に大胆な犯行に及んだ。金のためなら平気で人をだます女というイメージに持っていきたい。ただ被告の主張通り、2人の間に肉体関係があり、愛人手当を渡すなどしていたことが認められると、有罪に持ち込むのは難しいかもしれません。そうなると、期日さえ決まっていない殺人事件に関しても、公判維持ができるかどうか」

 注目の判決は9月2日に言い渡される。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「餅」で尿意ストップ! 映画の途中にトイレで席を立ちたくないなら

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  4. 4

    阿部巨人が企む「トレードもう一丁!」…パ野手の候補は6人、多少問題児でも厭わず

  5. 5

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  1. 6

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  2. 7

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  3. 8

    広島新井監督がブチギレた阪神藤川監督の“無思慮”…視線合わせて握手も遺恨は消えず

  4. 9

    自民にまた「政治とカネ」問題!太田房江氏に選挙買収疑惑、参院選公認めぐり大阪でグチャグチャ泥仕合

  5. 10

    イケイケ国民民主党に陰り? 埼玉・和光市議補選は玉木代表が応援も公認候補まさかの敗北