歩道橋で女性のスカート下にスマホを…大阪大学“盗撮”教授ピッカピカの経歴

公開日: 更新日:

「近くに女子高が複数あり、通学時には狭く階段が急な歩道橋を制服姿の女子高生が列をつくって上っています。それを知ったマニアが歩道橋の下に集まるようになり、盗撮行為を繰り返している。品川署は歩道橋に『盗撮多発 取締り強化中』と書いた横断幕を掲げ、警察官が付近に立って警戒しています」(地元住民)

■開発した「歩容鑑定システム」は犯罪捜査に活用

 槙原容疑者は大阪の名門・府立北野高を経て、2001年、阪大工学部応用理工学科を卒業。05年に特任助手、19年には41歳の若さで教授に就任した。

 槙原容疑者が開発した「歩容鑑定システム」は、09年から犯罪捜査の現場で活用されている。防犯カメラに写った犯人の顔が見えなかったり、ヘルメットで隠していても、歩き方を分析することで同一人物かどうかの特定が可能になった。これら科学捜査への貢献が評価され、14年には文科大臣表彰を受けている。

 昨年10月には槙原容疑者らの研究グループが、被写界深度が深く、従来より薄型で軽量なカメラの製造を可能にした「レンズレスカメラ」を開発。異なる距離にある被写体を一度の処理で鮮明に映し出すことができる革新的な技術だという。今後、医療用カメラや工業検査用カメラなど、さまざまな分野で応用が期待されている。

 気鋭の研究開発者は女子高生たちのパンティーを観察しながら、「歩き方」や「色の鮮明さ」を分析していたのだろうか。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「餅」で尿意ストップ! 映画の途中にトイレで席を立ちたくないなら

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  4. 4

    阿部巨人が企む「トレードもう一丁!」…パ野手の候補は6人、多少問題児でも厭わず

  5. 5

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  1. 6

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  2. 7

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  3. 8

    広島新井監督がブチギレた阪神藤川監督の“無思慮”…視線合わせて握手も遺恨は消えず

  4. 9

    自民にまた「政治とカネ」問題!太田房江氏に選挙買収疑惑、参院選公認めぐり大阪でグチャグチャ泥仕合

  5. 10

    イケイケ国民民主党に陰り? 埼玉・和光市議補選は玉木代表が応援も公認候補まさかの敗北