田中、ダル、岩隈…現実味帯びる日本人初のサイ・ヤング賞

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「サイ・ヤング賞の選考には必ずしもチーム成績は反映されません。10年にはマリナーズのヘルナンデスがチームは地区4位、13勝(12敗)と勝ち星は少ないながら、投球内容を評価されて栄誉を得た。どちらかといえば力投型が選ばれる傾向にありますが、12年にはナックルボーラーのディッキー(当時メッツ=20勝)が受賞しています。技巧派の岩隈が選考で不利を被ることもないでしょう」とは前出の鈴村氏だ。

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