巨人ドラ1捕手・小林 リード以上に球団が期待する“役割”

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 広陵時代にセンバツ4強。ドラフト1位最有力候補の156キロ右腕・早大の有原航平(4年)だ。187センチ、90キロの堂々たる体躯。原監督が希望する「即戦力投手」だ。広陵OBが言う。

広島の野村と小林がバッテリーを組んで準優勝した夏の甲子園を見て、当時中学3年生だった有原は広陵への進学を決めたといいます。高校は入れ違いだったけど、有原にとって小林は憧れの先輩。もしプロでバッテリーが組めたら、有原にとっては心強いでしょう」

 ドラフト1番人気ともいわれる逸材だけに、巨人が獲得できる保証はない。春のリーグ戦には、ヤンキース、ドジャースなどのメジャー球団も視察。有原は「メジャーは現時点で憧れ。日本のプロ野球で実力をつけて認めてもらえるようにならないと」と雑誌のインタビューで語っているが、小林の存在は巨人にとって追い風かもしれない。

 小林の出番はまだ少ないものの、自慢の鉄砲肩を武器に若手投手から支持を集めている。さらに有原も味方にすれば、主将の阿部に引導を渡すことも夢ではない。

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