「ノミの心臓」発言で露呈 賞金王・小田孔明の“プライド”欠如

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■「観客を喜ばせるプレーに欠ける」

 小田は今季2勝で獲得賞金は1億3700万円。申し訳ないが、松山と比べるとやはり見劣りする。

 プレースタイルも地味で、この日は16、17番の連続バーディーにも、うつむいたままで華がなかった。人気、実力、存在感に「ツアーの顔」として物足りない。ゴルフジャーナリストの菅野徳雄氏がこう言う。

「小田に圧倒的な強さがないのはもちろんですが、スケールも小さい。とてもマネできない技術やパワー、ファンを引き付ける魅力、心を動かすプレーもない。闘志を前面に出すこともなく、ただ淡々と手堅くプレーして、賞金稼ぎをしているようにしか見えません。プロゴルファーとしての魅力に欠けるのです。だから見ていてもまったくワクワク感がありません。つまらないのです。これは興行としては致命的です。観客を喜ばせて、はじめて商売が成り立つわけですから。ただ賞金を稼いで終わりという問題ではありません。賞金王としての使命があります。ファンに見られているという意識がなさ過ぎます」

 ギャラリーを魅了するわけでも、「やってくるか」と期待感を抱かせてくれるわけでもない。これでは「賞金王の価値」がどんどん下がってしまう。

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