「巨人監督」に明言避けた松井…突っ込んだ原監督の“本心”は

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 巨人やニューヨーク・ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(40)と巨人の原辰徳監督(56)が17日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で開かれたチャリティーイベントの記者会見に出席した。

 いきなり記者のひとりから「来年はヤンキースのコーチになるのか?」と聞かれた松井は「イベントとは全く関係ない(質問)ですね」と苦笑い。すると、さらにストレートな質問が飛んだ。

「巨人からオファーがあったとしたら、原監督の後継者、つまり巨人の監督を引き受ける意思はありますか?」

 松井が「困りましたねえ……」と口ごもっていると、「ボクも聞きたいね!」と原監督が横から鋭く切り込み、会場は爆笑に包まれた。

 気を取り直した松井は「これは違うところで話をした方がいいと思います」と明言することはなかったが、原監督のこのひと言は、会見を盛り上げるためのリップサービスだけではないだろう。

■水面下で進む「ポスト原」探し

 巨人は今、来季で契約が切れる原監督の後釜候補が公然と語られる異常な状況となっている。つい先日も白石オーナーが「松井君がポスト原の有力候補であるのは間違いない」と明言し、「来年中にいろんなことを考えなきゃいけない。もちろん原監督の続投もあるかもしれないし、ポスト原を決めなきゃいけないということにもなるかもしれない」と話したばかり。

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