ローテ入り狙うカブス和田 カッター習得で“省エネ”投法確立

公開日: 更新日:

 実質メジャー2年目の左腕がローテーション入りに必死だ。

 カブス・和田毅(34)が20日(日本時間21日)、アリゾナ州メサで他の日本人選手よりも一足先にキャンプイン。

 背番号「18」のユニホームに身を包み、初日からブルペン入りし、36球を投げるなど、精力的に汗を流した。練習の終盤には左でん部に違和感を訴え、大事を取って最後に組まれていた短距離走を回避。症状は軽いため、明日以降は通常のメニューをこなすという。

 キャンプ、オープン戦では先発ローテーションの5番手をかけた若手投手との争いになる。渡米1年目の12年5月にメスを入れた左肘の不安から解放されたのだろう。今オフは投球の幅を広げるため、新球のカッターを習得した。相手打者のバットの芯を外してゴロで打ち取る投球スタイルを確立する狙いだ。

 昨季は13試合に先発して4勝4敗、防御率3.25。故障明けだったこともあり、首脳陣の判断から1試合あたりの球数は約88球、平均投球回数は6回に抑えられた。今季は省エネ投球で、できるだけ長いイニングを投げる必要がある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…