「最強遺伝子」計画…山本聖子の妊娠で“一族の野望”は最終章
ダルビッシュ(28)と元レスリングの世界女王・山本聖子(34)が交際宣言したのは昨年11月。約3カ月後の妊娠発表に驚いたファンは少なくないが、この子もやがては五輪の金メダルを追いかけることになるのだろう。
聖子の父・山本郁栄氏(70)は、レスリング・グレコローマン57キロ級でミュンヘン五輪に出場。7位に終わり、自分の夢を子供たちに託す。しかし、長女・美憂(40)は3度、次女・聖子は4度、レスリングの世界選手権で優勝しながら五輪には無縁だった。長男・徳郁(37)もレスリングでシドニー五輪を目指すも代表になれず格闘家の道へ。7年のブランクを経て08年北京五輪の代表を狙ったがライバルに阻まれた。
華やかな競技生活と対照的に、美憂と聖子の私生活は波乱続き。美憂は3度、結婚・離婚を繰り返し、3人の子供を生んだ。最初の亭主、Jリーガーの池田伸康(44・当時浦和)との間にできた男子(山本アーセン=18)はレスリング世界カデット選手権で優勝。リオ五輪でメダルを狙うと公言している。
聖子も06年にハンドボール日本代表の永島英明(37)と結婚。翌年第1子を生んで昨年9月に離婚。今回、ダルの子供を授かったことで山本家の夢はさらに膨らんだ。