巨人狙うフランシスコ メジャーの評価はパワーだけの三振王
今春、マーリンズがイチローを獲得する際、シアーホルツと天秤にかけたことは既に報じられている。
「アメリカでしっかり調整してきたのでしょう、すごく体が絞れています。本人は日本にいち早く溶け込もうと、出来るだけ早く二軍に合流、体を動かしたいとやる気も見せていますからね。スカウトの報告では、昨年169三振を喫したブラッド(=エルドレッド、現在右膝手術で離脱中)より確実にミート力があるから『外野守備の間を抜く安打が増え、打率も残すはず』と太鼓判を押しています。守備はイチローのライバルだったこともあり、強肩で守備範囲も広く、送球も正確。ウチのロサリオよりもはるかにうまいので、総合力で判断すれば、故障中のブラッドやグスマン(左脇腹痛で離脱中)の穴埋め以上の活躍が見込めます」(チーム関係者)
巨人と広島は、いずれも開幕ダッシュに失敗してしまった。現時点(10日)で共にBクラスに低迷しているとはいえ、「緊急補強」の“期待度”では、広島に分がありそうだ。