当たり止まったベイ筒香に「松井氏の言葉思い出せ」と評論家

公開日: 更新日:

阪神時代の05年、日本ハムとの交流戦では首脳陣から当時の3番・小笠原(現中日)を『潰してくれ』といわれ、初戦にマスクをかぶって全球、内角に要求したこともあります」(野口氏)

 阪神は初戦から徹底した内角攻めをし、その3連戦、小笠原を13打数無安打に抑えた。

 では、筒香は厳しい攻めにどう対処すべきか。野口氏が続ける。

「打てない焦りはあると思います。でも、練習でフォームを修正し、試合では厳しいボールに対して我慢をし、手を出さないくらいの覚悟を持つこと。もしくは、思い切り引っぱたくとしても、ヒットを打とうとするのではなく、とんでもないファウルになってもいい、と気持ちを切り替えることです。相手はボールでもいいと思って投げているんですから。DeNAキャンプを視察した松井秀喜氏は筒香に『4番を打っているといっても、全部打てるわけではない。次に切り替えられるかが大事だ』と伝えたそうです。その言葉をもう一度、思い出して欲しい」

 真の4番打者になれるか。ひとつの岐路を迎えている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ吉井監督が佐々木朗希、ローテ再編構想を語る「今となっては彼に思うところはないけども…」

  2. 2

    20代女子の「ホテル暮らし」1年間の支出報告…賃貸の家賃と比較してどうなった?

  3. 3

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 4

    「フジ日枝案件」と物議、小池都知事肝いりの巨大噴水が“汚水”散布危機…大腸菌数が基準の最大27倍!

  5. 5

    “ホテル暮らし歴半年”20代女子はどう断捨離した? 家財道具はスーツケース2個分

  1. 6

    「ホテルで1人暮らし」意外なルールとトラブル 部屋に彼氏が遊びに来てもOKなの?

  2. 7

    TKO木下隆行が性加害を正式謝罪も…“ペットボトルキャラで復活”を後押ししてきたテレビ局の異常

  3. 8

    「高額療養費」負担引き上げ、患者の“治療諦め”で医療費2270億円削減…厚労省のトンデモ試算にSNS大炎上

  4. 9

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  5. 10

    松たか子と"18歳差共演"SixTONES松村北斗の評価爆騰がり 映画『ファーストキス 1ST KISS』興収14億円予想のヒット