当たり止まったベイ筒香に「松井氏の言葉思い出せ」と評論家

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阪神時代の05年、日本ハムとの交流戦では首脳陣から当時の3番・小笠原(現中日)を『潰してくれ』といわれ、初戦にマスクをかぶって全球、内角に要求したこともあります」(野口氏)

 阪神は初戦から徹底した内角攻めをし、その3連戦、小笠原を13打数無安打に抑えた。

 では、筒香は厳しい攻めにどう対処すべきか。野口氏が続ける。

「打てない焦りはあると思います。でも、練習でフォームを修正し、試合では厳しいボールに対して我慢をし、手を出さないくらいの覚悟を持つこと。もしくは、思い切り引っぱたくとしても、ヒットを打とうとするのではなく、とんでもないファウルになってもいい、と気持ちを切り替えることです。相手はボールでもいいと思って投げているんですから。DeNAキャンプを視察した松井秀喜氏は筒香に『4番を打っているといっても、全部打てるわけではない。次に切り替えられるかが大事だ』と伝えたそうです。その言葉をもう一度、思い出して欲しい」

 真の4番打者になれるか。ひとつの岐路を迎えている。

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