春場所の黒星がショックで 白鵬「今年限りで引退」の衝撃情報

公開日: 更新日:

 年内に2横綱の進退が話題になるかもしれない。

 7日、横綱鶴竜(29)が5月場所(10日初日)の全休を発表。初場所中に痛めた左肩がまだ完治しておらず、3月に続いて2場所連続休場となった。3カ月以上経っても万全にならないのでは力士生命の危機。このまま引退する可能性もありそうだ。

 もっとも、横綱として存在感の希薄な鶴竜が引退したところで大相撲の興行に影響するとは思えない。しかし、白鵬(30)が引退となれば話が違う。某親方が声を潜めて「実は……」と、こう続ける。
照ノ富士に敗れ…

「年内いっぱい、11月の九州場所を最後に白鵬が引退するかもしれない。春場所(3月)でモンゴルの後輩、照ノ富士に敗れたのが相当ショックだったらしい。まわしの取り合いに負けた揚げ句に寄り切られた。どっちが横綱かわからない相撲だったからね。相撲内容も年々悪くなっている。周囲にも、自分の相撲が取れなくなってきたと話しているようだ」

 全盛期の白鵬は相手の攻めを受け止めた上で勝つという、横綱相撲のお手本のような取り口が多かった。ところが、最近ではバタバタした相撲が増え、張り手やかち上げといった小技に頼りがち。他の力士が弱いから優勝を重ねているとはいえ、目標としていた大鵬の優勝33回も超えてしまった。担当記者たちとの“冷戦”も完全に収まったわけではない。審判部批判では協会上層部を敵に回してしまった。気持ちがプッツリ切れてしまったとしても何らおかしくない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • その他のアクセスランキング

  1. 1

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  2. 2

    坂本花織の世界選手権66年ぶり4連覇に立ちはだかる…国際スケート連盟の「反トランプ感情」

  3. 3

    卓球・張本智和がトヨタ自動車「入社内定」の裏側…両親の教育観とスポーツ界の不安定要素

  4. 4

    「羽生結弦は僕のアイドル」…フィギュア鍵山優真の難敵・カザフの新星の意外な素顔

  5. 5

    日本のアスリートと「向学心」に雲泥の差…《エリート選手に勉強不要》は世界の常識からズレている

  1. 6

    伊藤美誠がパリ五輪シングルス代表絶望で号泣…中国も恐れた「大魔王」はなぜ転落したのか

  2. 7

    IOC会長選に落選した渡辺守成氏が明かす「驚愕の敗因」…女性の一致団結に《屈服させられました》

  3. 8

    貴ノ浪が43歳で急逝 横綱・大関は「寿命が短い」本当の理由

  4. 9

    “ミスター・ラグビー”と呼ばれた松尾雄治さん 西麻布で会員制バーを切り盛り「格安なので大繁盛だよ」

  5. 10

    羽生結弦「30歳の挑戦」…プロ転向から2年半「毎回五輪での記録を更新する気持ちでやっています」【独占インタビュー】

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    フジテレビ「第三者委員会報告」に中居正広氏は戦々恐々か…相手女性との“同意の有無”は?

  3. 3

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  4. 4

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 5

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  1. 6

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 7

    冬ドラマを彩った女優たち…広瀬すず「別格の美しさ」、吉岡里帆「ほほ笑みの女優」、小芝風花「ジャポニズム女優」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」