藤川球児の「男気」は本気なのか 高知入団は“腰掛け説”の根拠
その一報に、「え、阪神に戻るんじゃなかったの?」と驚いたファンは多かったはずだ。
大リーグ・レンジャーズを自由契約となった藤川球児(34)が1日、自身のブログで四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスに入団することを発表したからだ。8日に高知市内で入団会見を行う。
藤川は98年のドラフト1位で高知商から阪神入り。05年はセットアッパーとして80試合に登板し、46ホールドで優勝に貢献。07年には46セーブのプロ野球記録を樹立。球界を代表するストッパーになった。
12年オフに阪神からメジャーのカブスへ移籍。1年目の5月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、2年間で27試合(1勝1敗2セーブ)にしか登板できなかった。
レンジャーズに移った今季も、開幕前に右脚付け根の張りで故障者リスト入り。5月に復帰し、2試合に投げて3失点を喫し、自由契約となった。
そんな藤川に最初に声をかけたのは、やはり古巣の阪神だった。
「でも、球児に対して誠意が伝わらなかったのかもしれない」とは、ある球界OBだ。