貧打巨人で亀井キラリ 4番抜擢で現実味おびる「年俸1億円」

公開日: 更新日:

 首位とはいえ、12球団最低打率の貧打にあえぐ巨人で目立っている男がいる。第84代4番打者の亀井善行(32)である。

 62試合に出場して打率.276、5本塁打。目立った成績ではないにもかかわらず、他が悪すぎるため、「打席数も多い中で、成績も一番いいし、役割を持たせるに値する選手」と原監督が4番に抜擢している。

 そもそも巨人の中で規定打席に到達しているのは、亀井、坂本、井端しかいないという異例の事態。亀井は4月中旬に下半身の張りで離脱したが、まるで大活躍しているかのように周囲には映るのだ。

 昨季は規定打席には届かなかったものの、交流戦MVPの活躍などが評価され、年俸は3000万円から6000万円に倍増した。規定に達すれば6年ぶり。オフの契約更改では1億円到達も見えてきたと、あるチーム関係者がこう言う。

あのイチローも認め、天才といわれながら、度重なる故障などでレギュラーに定着できなかった。かつては『トレード候補の1番人気』なんて揶揄された時もあった。それが今や中軸の一角。レギュラー打者の中では数少ない昇給候補者です」

 巨人は9日、休養日の予定を変更。ベテランを除き、ジャイアンツ球場で練習を行い、10日から阪神との首位攻防3連戦に臨む。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い