MLB球宴先発投手決定 勝ち星、防御率トップ2人が投げ合い

公開日: 更新日:

 豪華な投げ合いが実現する。

 大リーグ機構(MLB)は13日、オールスター(14日、シンシナティ)に先発するア、ナ両リーグの先発投手を発表。アはアストロズの左腕ダラス・カイクル(27)、ナはドジャースの右腕ザック・グリンキー(31)。

 カイクルは19試合に登板してリーグトップタイの11勝4敗、防御率2.23をマーク。ア・リーグ西地区でエンゼルスと首位争いを演じるチームの快進撃を支えた。

 一方のグリンキーは18試合で8勝2敗と白星に恵まれないが、防御率1.39とメジャーの先発投手では唯一の1点台。11本塁打を浴びるなど不安定だったエース左腕カーショウ(6勝6敗、防御率2.85)に代わってドジャース投手陣を牽引した。

 ともにメジャーを代表する投手とはいえ、実績が違うだけに年俸の格差は歴然。グリンキーは12年オフに6年総額1億4700万ドル(約181億円)で契約延長。今季の年俸は2300万ドル(約28億円)。契約には今季終了後には自ら契約を破棄してFAを選択できる特別条項が盛り込まれている。

 今季メジャー3年目のカイクルは最低保証の50万7500ドル(約6300万円)。今季終了後にようやく年俸調停の権利を得る。

 過去の実績、年俸ではグリンキーに軍配が上がる。

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