早実・清宮は“真の怪物”なのか プロスカウトがシビアに評価

公開日: 更新日:

 5月に16歳になったばかりの1年生ながら、184センチ、97キロ。プロ顔負けの体格を持つ怪物ルーキーが好素材なのは間違いないが、冒頭のスカウトは手厳しい。

「松井や清原の高校時代と比べると、長距離打者としては疑問。彼らは高1のころからフォローが大きく、他の選手と比べてスイングがケタ違いに速かった。清宮はフォローが小さく、絶対的なスイングスピードも足りない。体の力、脚力、スピード、キレもまだまだ。ここでいうスピードとは、100メートルを何秒で走るなどではなく、俊敏性やバネや体のキレのこと。松井や清原には1年時からスピード、脚力、体のキレがあった。松井は土を蹴る脚力がスゴかったし、清原は体のバランスが良かった。彼らには躍動感やスピード感があった。下半身がケタ違いに強いから、下半身を使って、ボールを遠くに飛ばせた。中田翔は彼らほどスピードを感じなかったが、スイングスピードはケタ違いだった。彼らは高校生でまだ鍛えていないのに、体の強さがあった」

■技術もまだまだ未熟

 別の在阪球団のスカウトはこう言った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い