10勝目前も痛恨の連続負け投手 広島黒田に「電撃引退」急浮上

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 シーズン終盤に入ってからの自身の投球内容の悪さも「引退」を後押ししているとか。

 この日を含め、チームが負けられない9月下旬に2連敗。失点はいずれも3だが、投球回は6回、5回と短くなるばかり。今回、中4日の登板を強いられたとはいえ、「先発投手はできる限り長いイニングを投げる」を身上とする黒田が早期降板を余儀なくされているのである。

「投球に関しては結果と同時に内容を重視するのが黒田。長いイニングを投げられないことを本人が感じているのであれば、これも引退への引き金になりかねない」とは前出の関係者。

 野球に取り組む姿勢をはじめ、若い広島ナインはまだまだ黒田に学ぶべき点が多い。広島ナインはチームのためだけじゃなく、自分たち自身のためにも今後は負けられない。

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