平昌メダル目指しフィギュア皇帝プルシェンコが5度目手術
フィギュアスケートの皇帝が18年韓国・平昌五輪での復活を誓った。
トリノ五輪男子シングル金メダリストのエフゲニー・プルシェンコ(33)が腰のヘルニア手術を受けていたことが14日までに明らかになった。ロシアスケート連盟の公式サイトが伝えている。
記事によれば、プルシェンコは古傷のヘルニアに悩まされ、最近では首などにも痛みが出て満足に練習が積めなかったという。
五輪では団体も含めて4個のメダルを獲得しているプルシェンコは、これまでも腰痛に苦しみ、10年以降、3度も手術を受けた。14年のソチ五輪ではショートプログラムの直前6分間練習で腰の痛みを理由に棄権。現役引退をほのめかしたが、同年3月に再びメスを入れて、現役続行を表明した。
5回目となる手術を終えたプルシェンコは「今後の目標は18年の五輪でメダルを取ることに変わりはない。目標に向かって練習し続ける」と話している。
35歳で迎える平昌では若手のトップスケーターに太刀打ちできるか。