勢力図異変 日本女子プロは韓国に次いでタイにも抜かれる
ジュタヌガーンのメジャー勝利で、アジア女子プロの勢力図が変わる可能性が出てきた。
現在、タイ人の世界ランク100位以内は3人だが、日本ツアーにも2勝のO・サタヤ(32)や6月のヨネックス・レディスで初優勝のP・チュティチャイ(30)がいる。
14年仁川アジア大会では、タイ女子チームがアジア最強の韓国チーム相手に大金星を挙げ、個人でも銀、銅メダルを獲得。国家と国内企業がバックアップしており、タイ人選手はメキメキ力をつけている。
アジアでは韓国が最も強い。98年全米女子オープンを朴セリが史上最年少で制覇してから、すでにメジャー22勝だ。中国はフォン・シャンシャン(26)の12年全米女子プロ1勝がある。
一方、日本は77年全米女子プロの樋口久子の優勝から40年近くもメジャータイトルに無縁だ。日本は韓国だけでなく、タイや中国にも抜かれてしまう。
▼5アンダー17位、野村敏京の話「全体的にピン位置が傾斜にあり、グリーンが硬くて難しかった」