トランプ氏「ロッカールーム」発言に米スポーツ界が激怒

公開日: 更新日:

「オレたちはロッカールームでもあんな下品な話はしない」――共和党大統領候補のドナルド・トランプが2005年のテレビ番組収録の際に、着替え用のトレーラーの中で「有名人なら女は何でもさせてくれる」などと発言。9日の討論会で女性蔑視だと批判されたことに「あれはロッカールームの話だ」と繰り返し釈明した。これについて、米国のスポーツ界から非難する声が次々と上がっている。

 プロバスケットボールのマイアミ・ヒートのユドニス・ハスレムはAP通信に「トランプがどんなロッカールームにいたのか知らないが、私たちはあんな話はしない」と怒りをブチまけた。

 大リーグのオークランド・アスレチックスのショーン・ドゥーリトル投手もツイッターで「何年もロッカールームにいるけど、あんなのはロッカールームの話じゃない」。NBAポートランド・トレイルブレイザーズのマッカラム選手も「どこのロッカールームでも聞いたことがない」と投稿している。

 ほかにも女子テニス会の重鎮のマルチナ・ナブラチロワや元サッカー米国代表のロビー・ロジャースらからも怒りの声が上がっており、トランプはついにスポーツ界まで敵に回してしまった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情