打撃期待はずれ…阪神新外国人キャンベルに“三くだり半”

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■ポジションたらい回し

 というのも、キャンベルはこれまで、本職の三塁のほか、自ら一塁、二塁の練習を直訴し、14日のシートノックでは首脳陣の指示で左翼守備までやった。すでに4ポジションを守るユーティリティーぶりに周囲は「優等生」と騒いでいるが、ゴメスをクビにしてまで獲得した期待大の助っ人が、ポジションをたらい回しになっているのはいかにも寂しい。首脳陣もレギュラーを確約するまでの可能性を見いだせず、ポジションを決めかねているのが実情なのだ。

「実際、阪神ではキャンベルが機能しないことを想定し、新助っ人の調査を行っているそうです。中距離打者で三塁手のキャンベルはそもそも、金本監督が求める補強ポイントに合致していない。糸井をFAで補強したとはいえ、4番も務めたゴメスを昨オフ解雇したことで、長距離打者は誰一人いなくなった。金本監督がどうしても欲しいのはゴメスの代役となる4番の一塁手なんです」(別の阪神OB)

 1月5日の年賀式で四藤球団社長はキャンベルが機能しないことがあれば、動ける準備をすると言っていた。

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