オマルのために会場変更 日本代表を待ち受けるUAEの罠
日本に連勝を飾り、その後も勝ち点を稼いで90年イタリア大会以来、2度目のW杯出場がかなった場合、オマルの希望する欧州トップリーグへの移籍を「UAEが国を挙げて強力にバックアップする」という約束もできているともっぱらだ。
「かつての東欧諸国もそうでしたが、中東各国のスター選手は、国内リーグを盛り上げるために海外移籍が“国策”として禁止されている例が少なくない。オマルは英プレミアの強豪マンチェスター・シティーの国内キャンプに参加したり、同じプレミアのリバプールなどが興味を示していると報じられたこともあるが、具体的な移籍話には発展しなかった。19年までアルアインとの契約が残っているようだが、18年ロシアW杯が終了した時点で欧州に送り出されるでしょう」(前出の記者)
かくしてヤル気満々のオマルが、日本の前に立ちはだかる――。