今度はラオニッチが欠場 トップ選手の相次ぐ故障は偶然か

公開日: 更新日:

 世界5位も姿を消した。

 第2シードの錦織圭(27=世界ランク4位)が、4回戦進出を決めたテニスのマイアミ・オープン(米フロリダ州マイアミ)で、第3シードのミロシュ・ラオニッチ(26=同5位)が、ハムストリングの故障で3回戦を棄権することになった。2月のデルレイビーチ・オープン準決勝で痛めた箇所が悪化したようだが、今大会は世界ランク1位のマリー(29)と同2位のジョコビッチ(29)も右肘の故障を理由に欠場している。

 それにしても、まだ3月だというのにトッププレーヤーが次々に故障するのは何か理由があるのか。単なる偶然なのか。テニスジャーナリストの塚越亘氏がこう言う。

「ラオニッチはこれまでも、太もも、右足、右腕など比較的故障が多い選手です。マリーはテニスに関心の高い英国出身で、昨年は3年ぶりに全英で優勝。リオ・オリンピックでは五輪連覇を果たし、悲願の世界ランク1位にもなった。その殊勲を認められ、エリザベス女王からナイトの称号を授けられた。オフも忙しく、トレーニング不足で今シーズンに入ってしまったのではないか」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末