ダル7回1失点で6勝目 アストロズの徹底分析を乗り越えた
12年からアストロズのアナリスト部門を束ねる同氏はカージナルス時代から独特の分析を行っており、特に相手投手の得意な球種への対策は抜かりない。
投球フォームなどから失投パターンを見抜くことにも長けており、今季のダルは持ち球の一つであるスライダーが抜けるケースが多いことに着目。自軍の打者にスライダー狙いを徹底したという。実際、前回登板の五回にコレイアに浴びた3ランは高めに抜けたスライダーを捉えられたものだ。
今後もアストロズ戦に登板する可能性はある。ライバル球団の強力打線を封じるには、配球パターンの変更を含めて臨機応変な対応が必要になる。