巨人がもう垂涎…日本ハム今オフ放出候補「4人の名前」
■起用法にも表われる球団の思惑
だからといって彼らの肩をたたいているわけではないにせよ、球団のそんな思惑はすでに起用法にも表れている。
「例えば正捕手の大野ですよ。リーグ戦が再開されて以降、3日までの10試合のうち、スタメンマスクをかぶったのはわずか2試合。首脳陣は5試合に先発出場した3年目の清水優心(21)を一本立ちさせたいのです。打率2割に満たない打撃はともかく、守備はすでに合格点をやれるまでに成長していますからね。中継ぎの柱として欠かせなかった宮西や谷元も、最近はワンポイントとかリードされている場面での起用が目立つようになってきた。栗山監督が彼らの代わりに抜擢しようと考えているのが鍵谷陽平(26)や白村明弘(25)や公文克彦(25)なのです」(前出のOB)
12年オフには糸井(現阪神)をトレード、14年オフには小谷野(現オリックス)と大引(現ヤクルト)をFAで放出。レギュラーでなおかつ中軸を打つ主力を次々に手放し、代わりに若手を起用しながら育てて結果を出してきた日本ハムが、このオフは実に5人もの選手をFAで売る可能性があるのだ。