全英首位タイ発進 スピースは“2打目以降”で勝負が奏功
【全英オープン 初日】
「ティーショット、セカンド、ショートゲーム、パットとすべてがイメージ通りにでき、いいスタートが切れた」
マスターズ、全米オープンに続きメジャー3つ目のタイトル獲得に向けてJ・スピース(23)が5バーディー、ノーボギーの65で回り、今年の全米OP覇者のB・ケブカ(27)、M・クーチャー(39)とともに首位タイにつけた。
今大会の優勝候補ナンバーワンに挙げられたのも、先月のトラベラーズ選手権でツアー10勝目を挙げて勢いに乗っているからだ。23歳での米ツアー2ケタ勝利はタイガー・ウッズに次ぐ史上2人目の快挙。
今シーズンもすでに2勝で、3年連続の複数回優勝と着実に力をつけている。
世界ランクは松山に次ぐ3位だが、平均パット数は米ランク3位(松山24位)とグリーン上での安定感はピカイチだ。
この日も、きわどいパーパットを涼しげな顔で決めてノーボギーだった。