エージシュートでも予選落ち…70歳・ジャンボ尾崎の凋落

公開日: 更新日:

【ホンマ・ツアーワールドカップ 2日目】

 天気が崩れる前の午前組でプレーした尾崎将司(70)が、3バーディー、2ボギーの70で回り、2013年のつるやオープン(66歳・スコア62)以来となる2度目のエージシュートを決めた。

 ホールアウト後にクラブハウスで20人近くのゴルフ記者に囲まれると、「男子ツアーが低迷しているし、少しでもこういう話題を提供できたのは良かったと思う」と得意満面だった。

 もっとも70を出しても決勝進出には5打も足りず、今季6度目の予選落ち(棄権2回)。久しぶりの取材に次第に口も滑らかになり、「後半の内容は自分でも全盛期を彷彿させるゴルフだったね」と言い出した。

 尾崎が言う全盛期とは20年近くも昔であり、その時に70のスコアなら「納得できない」とムッとしていたものだ。

 最初にエージシュートを達成した時は51位で獲得賞金は30万8400円。それ以来、ツアーでは1円も稼いでいない。主催者が記念に花束を渡したが、本心は「特別賞でもなんでもいいから、カネをくれ」だったはずだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方