理事解任の可能性も 貴乃花親方がついた「5つのウソ」

公開日: 更新日:

④27日発売の週刊新潮によれば、貴ノ岩が診断書を出さずに冬巡業を休んだことについて「診断書を出さなくて良いと協会幹部から了承をもらっていた」らしいが、協会側は出せと催促はしても、出さないことを了承した事実はないと複数の「幹部」が言っている。

貴乃花親方はこれまで、協会に対して「メディアには話しません」と言ったという。ところが一部スポーツ紙にコメントが載ったばかりか、週刊文春と週刊新潮には思い切り「激白」している。

 ◇  ◇  ◇

 作家の江上剛氏は「あくまで一般的な組織論ですが」と、前置きしてこう言う。

「現在、表面に出ている報道などを見る限りでは、貴乃花親方は組織人失格でしょう。理事なのに、役職者としての責任を果たしていない。もし僕が八角理事長ならば、彼を追放していますよ。貴乃花親方は自分の主張をそのまま載せてくれるメディアには話しているようですが、相撲協会のガバナンスを変えていきたいのであれば、お気に入りのメディアだけではなく、もっと広く、自らの大義を訴えるべきではないでしょうか」

 貴乃花親方は28日、理事会で処分が協議されるが、要職に就きながらウソまでついて協会を混乱させた罪は重い――。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い