指揮官と談笑も エンゼルス大谷のキャンプ初日に完全密着
●10時30分 ウオーミングアップ
総勢40人程度の投手と野手がサブグラウンドに集合。ファウルゾーンにある報道陣エリアからかなり離れた外野でアップを開始した。大谷は193センチあるものの、似たような体格の選手がゴロゴロ。報道陣は大谷がどこにいるのか見つけるのにひと苦労。同僚に声をかけられ、笑顔で応じるシーンも。
●10時51分 キャッチボール
相手は背番号「64」のペーニャ(27)。昨季25試合にリリーフ登板したドミニカ出身の右腕だ。大谷はトレーナーにキャッチボールの距離を指示されながら、捕手役もこなすひと幕も。この時間帯から雨が降り始めた。ペーニャは大谷の印象についてこう語る。
「インターネットで彼のことをリサーチしていたんだ。投げ方やコントロールに感銘を受けた。すごかった。二刀流? 日本でやっていたのだからできると思うし、自信も持っていると思う」
●11時08分 投内連係
靴ひもを結び直し、まずは一塁ゴロのベースカバー。捕球しきれずボールをポロリと落とした際には、ノッカーから「もう一回!」とちゃかされた。グラウンドを移動してバント処理。ベネズエラ出身のカスティーヨ(22)とグータッチするなど、終始明るい表情だった。