大谷の“お客様扱い”いつまで…ソーシア監督が抱える事情
と、手ごたえをつかんだ様子だった。
その大谷は今、二刀流ということもあってエンゼルスで特別扱いされている。
この日の打者としてのスタメン起用が決まったのは当日の朝。ソーシア監督、エプラーGM、トレーナー、コーチらと体調を確認した上で、最終決定されたという。
ソーシア監督は試合前、打者としてはこのオープン戦中に「50~60打席に近づく形でやる」と話し、「投手として投げた後の体調も考慮し、彼がシーズンまで順調にやっていくことを考えている」とあくまで大谷のコンディションを重視する方針を示した。
「大谷の初登板は登板前日のブルペン投球後に正式決定した。他の先発投手は先の予定まで決まっていても、大谷に関しては何より本人のコンディションを優先しているのです。なので今後、打者としての出場予定をドタキャンするケースも出てくるでしょう」(地元メディア関係者)
二刀流の大谷はメジャーでも注目の的。話題性もある。オープン戦の段階で故障でもされたらかなわないという事情は分かるにせよ、これから先も「お客さん扱い」が続く保証はどこにもない。