西武・中村が登録抹消…世代交代と“おかわりのジレンマ”

公開日: 更新日:

 22日、西武中村剛也(34)が登録抹消された。

 21日のロッテ戦で、三塁守備の際に左肩を負傷。今季は打率.145、0本塁打、2打点と、バットでもサッパリだった。

 かつては不動の4番だったが、辻監督は昨季終盤から山川を中軸に抜擢。中村は今季は6~8番と大きく打順が下がっていた。

 世代交代が順調な西武では、今後、中村の出番は減る一方だろう。かといって、FA宣言するにもネックが多い。

 4年契約が終わった昨オフは1億3000万円減の1年契約を結んだとはいえ、それでも年俸2億8000万円。ケガが多く、今年で35歳。三塁守備もグラブさばきが柔らかいこと以外に見るべき点はない。

 このまま徐々に年俸が下がっていくのか……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド