英語の冗談に日本語で反応…大谷翔平の知られざる米国生活
遠征先では球場のクラブハウスで用意された食事を、タッパーに詰めて持ち帰っている。時に同僚とステーキやメキシコ料理を食べに出掛けるのは、あくまでも親睦を図るため。外食はほとんどしないし、日本食にこだわるわけでもない。
大谷の食生活を知ろうと、日本のメディアがロス近郊の寿司屋や和食店に網を張りめぐらせたが、引っ掛かったためしがないという。要はアスリートとしての食が満たされていればそれでいいのだ。
球場入りする際の服装にしても、襟付きのワイシャツやTシャツにジーンズといった具合。赤や黄色といった派手な原色を身に着けることは皆無で、黒、グレー、紺など落ち着いた色合いのものが多い。
「プロ入り当初はセンスのかけらもない格好だったけど、2年目のシーズン中くらいから小ぎれいな感じになった。お兄さんやお姉さんが送ってくれたものを着るようになって多少、センスが磨かれたんだろう」とは日本ハムOBだ。
大谷はエンゼルス入りが決まって、「寮からメジャーに来る選手はいないと思うので不安もある」と話していたが、米国でも常にマイペース。
私生活でも特にストレスを感じていないことが、グラウンドでの好結果につながっているようだ。
(日刊ゲンダイ取材班)