著者のコラム一覧
田口光久サッカー解説者

1955年2月14日生まれ。秋田県出身。秋田商高から三菱(現浦和)入り。76年に日本代表入りを果たし、日本代表Aマッチ59試合に出場。B、Cマッチを含めると161試合で代表守護神として活躍した。現役を引退する84年まで代表主将を務め、引退後は秋田経法大付属高、青森山田高、遊学館高、国際学院高サッカー部監督を歴任した。

G大阪ジュニアユース同期生 本田圭佑と東口順昭が気になる

公開日: 更新日:

 ロシアW杯に向けて合宿中の西野ジャパン。招集メンバーは27人なので「4人が落選」する。

 もっともGKは「3人態勢」。第1GK川島永嗣(35)、第2GK東口順昭(32)、第3GK中村航輔(23)は安泰だ。

 ところが20日のJリーグで中村が相手選手と交錯、病院送りとなった。

 アクシデントといえば東口が、4月21日のJリーグで右頬骨など複数箇所を骨折。W杯は厳しいと思ったが、12日のJリーグでフェースガードを装着してプレー。23日の合宿帯同初日も好パフォーマンスを披露した。

 ハリル解任、西野新監督就任、そして「昔の名前で出ています」的な招集メンバー。監督人事のゴタゴタと閉塞感ばかりが強調され、日本サッカーとW杯への関心が薄れている気がする。

 2010年南ア大会前も日本代表には停滞ムードが漂い、当時の岡田武史監督は、キャプテンをDF中沢佑二からMF長谷部誠に、第1GKを楢崎正剛から川島に、さらにチームの主軸を中村俊輔から本田圭佑に替えた。この荒療治が功を奏した。息を吹き返した岡田ジャパンは、決勝トーナメントに進出した。西野ジャパンに活を入れるには? 実はフェースガードを着けて躍動感あふれるプレーを見せた東口が「大きな刺激を与えるのでは?」と思った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ