コロンビアに勝利も…釜本氏は攻撃停滞と決定機ミスに注文
後半28分、左CKのキッカーを務めてFW大迫の決勝ヘディングシュートをお膳立てしたが、早大の後輩である西野監督には再度「本田を切るべきとき」とアドバイスを送りたい。
■ストライカーの心得
最後に――。日本人選手のシュートミスに言及しておきたい。
前半15分、MF香川が相手ゴール前から左サイドに丁寧なラストパスを送った。走り込んだMF乾が右足ダイレクトで合わせたが、ボールはゴール右に外れていった。
前半32分には、FW大迫が左サイドから抜け出してGKと1対1。チラッとGKのポジションを確認した上で右足を振り抜いた。しかし、右足アウトにかかったボールはシュート回転。あさっての方向に飛んでいった。
この決定的チャンスをモノにしておけば、日本はもっと余裕を持って試合を進められた。日本人ストライカーには「焦るな」「ボールを正確にとらえろ」という言葉を伝えたい。非常にシンプルだが、非常に大事なことだ。肝に銘じてほしい。
▽各選手のコメント