次戦も徹底マーク確実…ネイマール練習復帰も晴れぬ不安
20日、右足の状態が懸念されていたブラジル代表のFWネイマール(26=パリ・サンジェルマン)がチーム練習に復帰。ブラジルサッカー連盟が公式ツイッターで、トレーニング風景の動画とともに「普段通りに参加している」と伝えた。
ネイマールは、17日のスイス戦でここ20年のW杯で最多となる「1試合10ファウル」という執拗なマークを受け、古傷の右足首を負傷。19日のチーム練習をわずか10分で早退、右足を引きずりながら姿を消していた。
今年2月に右足中足骨を骨折し、手術から復帰したばかり。ケガといえば、母国開催となった前回W杯決勝トーナメントでの脊椎骨折という苦い思い出もある。
チームがツイッターでファンの不安を払拭したものの、次戦の1次リーグE組のコスタリカ戦(22日)以降も当然、絶対的エースへの徹底的なマークが予想される。初戦で引き分けたスイスがそうしたように、ネイマールを削り、潰すことが勝ち点を挙げる最も手っ取り早い“戦術”となるだけに、王国のファンは気の休まらない日が続く。