ゴジラと原氏の前で…G由伸監督“超攻撃的打線”で狙う続投

公開日: 更新日:

■なんとか2位は死守したい

 それより精力的なのは、原前監督だ。最近はプロゴルフのシニアツアーに参戦。通算2オーバーで59位に入るなど多方面で活躍している。

「一方で、今年になって巨人戦のテレビ解説の回数を増やし、東京ドームを頻繁に訪れては、グラウンドで由伸監督らを激励している。第1、2次政権を合わせ、計12年もの間、巨人の監督を務めたこともあり、辞めた頃は『しばらくゆっくりしたい』と漏らしていたが、3年もゆっくりしたら、今度は勝負の世界が恋しくなってきた。現状、巨人の監督に復帰する可能性は低いものの、チーム内にはまだ原派のコーチや球団職員が多数いて、3次政権を望む声もなくはない。これは本人次第だが、12年でリーグ優勝7回、日本一3回、09年WBCで侍ジャパンを世界一に導いた実績を他球団が買うかもしれない。このオフ、原さんが再びどこかのユニホームを着る動きが出てくるかもしれません」(球界関係者)

 3年契約最終年の由伸監督は、そんな2人の前で新布陣を敷いて機能させた。リーグ優勝は無理でも、なんとしても「2位」は死守したい。東京ドームでのCS開催は至上命令なのだ。超攻撃的な野球もできると内外にアピール。勝ち取りたいのはもちろん、来季の「続投」である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希「負傷者リスト入り」待ったなし…中5日登板やはり大失敗、投手コーチとの関係も微妙

  2. 2

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  3. 3

    巨人秋広↔ソフトBリチャード電撃トレードの舞台裏…“問題児交換”は巨人側から提案か

  4. 4

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 5

    巨人阿部監督がオンカジ送検の増田大輝を「禊降格」しないワケ…《中心でなくても、いないと困る選手》

  1. 6

    オンカジ騒動 巨人オコエ瑠偉が「バクダン」投下!《楽天の先輩》実名公表に現実味

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希の立場を左右する? サイ・ヤング賞左腕が復帰へいよいよ秒読み

  3. 8

    巨人「松井秀喜の後継者+左キラー」↔ソフトB「二軍の帝王」…電撃トレードで得したのはどっち?

  4. 9

    なぜこのタイミング?巨人オコエ瑠偉、増田大輝だけが「実名報道」されたワケ…違法オンカジ騒動で書類送検

  5. 10

    佐々木朗希“大幅減速”球速160キロに届かない謎解き…米スカウトはある「変化」を指摘

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希「負傷者リスト入り」待ったなし…中5日登板やはり大失敗、投手コーチとの関係も微妙

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  3. 3

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  4. 4

    早期・希望退職の募集人員は前年の3倍に急増…人材不足というけれど、余剰人員の肩叩きが始まっている

  5. 5

    河合優実「あんぱん」でも“主役食い”!《リアル北島マヤ》《令和の山口百恵》が朝ドラヒロインになる日

  1. 6

    巨人秋広↔ソフトBリチャード電撃トレードの舞台裏…“問題児交換”は巨人側から提案か

  2. 7

    TBSのGP帯連ドラ「キャスター」永野芽郁と「イグナイト」三山凌輝に“同時スキャンダル”の余波

  3. 8

    キンプリが「ディズニー公認の王子様」に大抜擢…分裂後も好調の理由は“完璧なシロ”だから 

  4. 9

    永野芽郁&田中圭「終わりなき不倫騒動」で小栗旬社長の限界も露呈…自ら女性スキャンダルの過去

  5. 10

    低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ