大迫傑が明かした ナイキの環境と日本マラソン界の未来

公開日: 更新日:

「特別なことをしていないことに一番驚いた。シンプルで普通のことしかしていない。ただ、それを継続してやっているんだなというところに、やっぱりそこが大事なんだなと気付かされました」

 その一方で、個々の意識に違いがあるという。

「全員が100%一致するかは分からないけど、みんなが同じような意識とモチベーションでやっている。そこが僕に合っているのかなと。(周囲から)足も引っ張られないですし、常に上を目指して挑戦し続けられる環境がある。やる練習はそんなに日本と変わらないと思うんですけど、あえて違いを挙げるとしたら、より意識の高い人たちの集団というところ。もちろん仲は良いけど、ビジネスライクというか必要以上に群れない」

 日本の長距離界は「駅伝至上主義」といわれる。だからなのか、実業団に進んでマラソンに転向した多くの選手が伸び悩み、世界との格差は拡大する一方。男子マラソンの五輪メダルは92年バルセロナ(森下広一=銀)が最後だ。日本の陸上界は根本的に変わるべきなのか。


 大迫は言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が