ザルツブルクMF南野拓実 欧州5大リーグ移籍への課題
3月の代表2連戦が終わり、同31日のオーストリア・ウィーン戦で南野拓実(24)は、移動疲れも見せずに先発して40メートル独走の決勝弾を決めた。
これで同10日のグラーツ戦から公式戦4試合連続スタメン。チーム内の序列は、1月のアジア杯(UAE)直後よりも確実に上がった様子である。
「代表に行って(留守にして)いる分、クラブでは自覚を持ってやらないと。責任感は強く持っています」と意気込む南野が見据えるのは今夏の移籍だ。飛躍を迎えることができるか?
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20歳になる直前の2015年1月にセレッソ大阪からザルツブルクに移籍。はや4年3カ月が経った。同クラブからセネガル代表FWマネ(リバプール)が、欧州を代表する強豪クラブにステップアップしたことから「数年後には自分も」とシナリオを描いていただろう。
2季目と3季目には公式戦2ケタ得点をマークし、同じレッドブルがメインスポンサーを務めるドイツ1部ライプチヒへの移籍話も囁かれた。