石川&吉村組「銀」獲得も…東京五輪ペア続投の厳しい“壁”

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「石川・吉村ペアは世界卓球で3大会連続決勝に進んでいますが、前回は中国ペアが不参加だった。混合は中国ペアと当たらなければ上位に行きやすい種目。五輪では混合だけの選考というのはできない。今回、張本がアジアカップで右手薬指腱鞘炎を訴えたため、急きょ、石川は吉村と組みましたが、当初は東京五輪を見据えて張本と組ませる予定だった。実際、3月のカタール・オープンでは石川と張本を組ませ、“予行演習”している。リオ五輪団体銀メダルメンバーの吉村は現在、シングルスの実力が劣るため、団体のことを考えると、今後はかなり頑張らないと厳しい」

 4月現在、日本男子の世界ランク上位3人は張本(4位)、丹羽(8位)、水谷(13位)。世界卓球決勝で敗戦後、石川は「自信を持って良いペアと言える。(東京五輪も)2人で出られたら最高だし、出たい」と言ったが、“ベテラン夫婦”もこれが見納めか。

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