清宮一軍昇格なら再燃 日ハム中田翔“三塁配転”のウルトラC

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 一軍昇格に前進である。

 日本ハム清宮幸太郎(19)が昨15日のロッテ二軍戦に出場。1打席目に復帰後初安打を放つと、3打席目には犠飛による初打点をマークした。3月に右手有鉤骨を骨折、全治3カ月程度とみられていたが、順調にリハビリを消化。早ければ5月中にも一軍に合流する。

 そうなると、一つの懸案事項が浮上する。ポジション問題だ。清宮はケガ明けということもあり、昇格当初は指名打者での起用が中心になるとみられるが、そのうち左翼や一塁を守ることになる。さる日本ハムOBが言う。

「14日に王柏融が一軍復帰したのを前後して、左翼の近藤が三塁を守った。右翼の大田も三塁守備の練習に取り組んでいる。清宮が昇格すれば、近藤や大田が三塁に回るケースが出てくる。ただ、近藤は腰痛持ちだし、大田も強肩を生かした右翼守備は、投手陣を含めて評価が高い。2人を動かすことでむしろ、守備のほころびが生じかねない。清宮が不慣れな左翼を守ることもしかりです」

■ポジション問題がスッキリ

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