シラけていた竜ナイン 巨人3タテ独走は“お前騒動”さまさま
中日が巨人に3タテを食らい借金9。昨年より13日早く自力優勝の可能性が消滅した。
5連勝と上り調子で東京ドームに乗り込んできた中日ナインだったが、内心、シラけていた。
ネットを大炎上させ、テレビのワイドショーでも取り上げられている“お前騒動”である。
1日に中日の公式応援団が2014年からチャンスの際に流していた応援歌「サウスポー」を自粛するとSNS上で発表した。ピンク・レディーのヒット曲「サウスポー」の替え歌で「お前が打たなきゃ誰が打つ」の歌詞にある「お前」の部分を中日の与田剛監督(53)が問題視。球団を通じ、変更を要請したことが事の発端だ。
が、これにより、ファンの反発を買い、ネットで叩かれるはめになった与田監督。慌てた同監督は、2日の巨人との3連戦初戦の前に報道陣の前で「僕は単純に『お前』という表現よりは名前の方にしてもらえませんか? と言ったのが事の発端。シンプルにそこだけ。他球団でも野球界の現場の人間は『お前』より名前がいいと思っている人が多い。応援を自粛してくれとか、やめてほしいとは言ってない。応援団の方々をリスペクトしているし、否定しているわけではない」と弁明に終始。「皆さんお願いしますよ」と報道陣に援護射撃を頼むほどだった。