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佐々木裕介フットボールツーリズム アドバイザー

1977年生まれ、東京都世田谷区出身。旅行事業を営みながらフリーランスライターとしてアジアのフットボールシーンを中心に執筆活動を行う。「フットボール求道人」を自称。

南米クラシコより北中米カリブ海のサッカーを感じたかった

公開日: 更新日:

■エンターテイメント大国・アメリカ

 今回のゴールド・カップ取材で幾つもの新鮮な驚きを得た。そのうちひとつが、メディア対応への心遣いだった。

 記者席は、通常VIPラウンジとして利用されるエアコンが効いたガラス張りのフロア。座席にはしっかりと名前が書かれ、きちんと割り振られている。今までの取材活動でここまでの好環境は初めてだ。またドリンクはもちろん、軽食ではないメイン付きの食事までもが用意されていた。

 先に訪れたFIFA(国際サッカー連盟)主催の女子ワールドカップ(フランス)、CONMEBOL(南米サッカー連盟)主催のコパ・アメリカ(ブラジル)ともにメディア向けには水のみが提供され、公式スポンサーである飲料メーカーは“しっかり”とメディア向け販売ブースを構えていた。

 そういえば、コパでは記者席の事前申請を行っていたのに割り振りはなし。数少ないデスク確保には非常に苦労した。

 決して“心遣い”が目当てはない。しかし現場では何かと時間に追われながら動く身としては、CONCACAFのいたれり尽くせりの対応が嬉しく、気にせず働ける環境が凄く助かった。

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